申請資料作成に関する注意(登録できない例と指摘事項の多い箇所)

2021年4月1日
一般社団法人 日本塗料工業会
ホルムアルデヒド自主管理審査委員会

 

日頃より、当工業会のホルムアルデヒド自主管理活動にご理解とご協力を頂き、誠にありがとうございます。
さて、ホルムアルデヒド自主管理審査委員会では、1. 登録できない例、2. 審査時に不合格となる指摘事項が多い箇所について公表し、申請者に事前確認頂くことで、適切な登録申請書類作成につなげたいと考えております。
つきましては下記の箇所にご注意頂き、申請書類の作成及び確認を頂きますようお願い致します。

1. 登録できない例

事前確認事項当工業会審査委員会の判断
1測定結果のホルムアルデヒド放散が申請された等級基準を超えている。登録できません。
2自社分析の結果、2つのデシケータのどちらか1つでも、
等級基準値(0.12mg/l)を超過している。
登録はできません。
指定性能評価機関※にて再測定を求めます。
2回目も同様の場合は登録不可となります。
※指定性能評価機関のデシケータ法の定量下限値は
 0.10mg/l以下を求めています。

上記の他、審査委員会は、等級基準値超過の可能性があると判断した商品は、登録できません。

2. 不合格となる指摘の多い箇所

指摘事項事前確認事項
1換気に関する注意書きが記載されているか。カタログ、仕様書等の中に、
施工中、施工後の「換気」に関する注意書きがあるかを確認下さい。
2居室内使用が確認できるか。カタログ、仕様書等の中に、
居室内で使用する商品であることが明記されていることを確認下さい。
3塗り回数(最大塗付量)が確認できるか。カタログ、仕様書等の中に、
塗り回数が明記されていることを確認下さい。塗付量を確認する上で非常に重要です。
4サインの未記入はないか。各申請書類には直筆サインが必要です。
記入例を参照頂き、記入漏れが無いか確認下さい。
5組成表とSDS等の不整合はないか。 様式02-2 組成の成分や比率について、
提出資料(SDS等)との不整合がないか確認下さい。
6書類不足がないか。 様式01-2 を用いて必要な申請書類の確認後に申請ください。

 

以 上