鉛含有塗料の生産および販売終了のお知らせ

2020年3月31日
一般社団法人 日本塗料工業会

塗料中の鉛につきましては、国際的には2002年に採択されたWSSD 2020年目標、それを受けて開催されたICCM（国際化学物質管理会議）の中で2020年までの塗料中の鉛の廃絶に向けて各国において有効な手段を講じていくことが決議されております。

我が国に於きましては、法的拘束力を持った規制ではない効果的な措置による目標達成を目指すこととなり、一般社団法人日本塗料工業会は、平成8年(1996年)に公表した「塗料の鉛リスクリダクションに係る(社)日本塗料工業会宣言」、平成27年(2015年)に「鉛含有塗料の廃止に向けての(一社)日本塗料工業会宣言の改正」を経て、目標に向けての活動を強化して参りました。

今般、2020年3月末を持ちまして、当工業会の正会員企業において鉛含有塗料の生産および販売が全て終了したことをご報告いたします。これによって、当工業会の正会員企業が生産・販売する塗料*には鉛が含有されていないことを宣言いたします。

＊一部の特殊用途を除く

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目標の達成にあたり、関係各位の多大なるご協力を頂きましたことに感謝申し上げるとともに、今後とも日本塗料工業会の活動に対するご理解・ご支援を賜ります様、お願い申し上げます。

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