重要!残留性有機汚染物質検討委員会(POPRC20)結果の概要
2024.10.03掲載
2024年9月23日~27日にかけてイタリアで開催されておりました、ストックホルム条約残留性有機汚染物質検討委員会第20回会合(POPRC20)の結果の概要について、経産省から公表されました。
今回のPOPRC20では、(1) 中鎖塩素化パラフィン(炭素数14~17までのものであって、塩素化率45重量%以上のものに限る)、(2) 長鎖ペルフルオロカルボン酸(LC-PFCA)とその塩及びLC-PFCA関連物質を、ストックホルム条約の廃絶対象物質(附属書A)へ追加することを締約国会議に勧告することが決定されました。
次回の締約国会議(COP12)は来年4~5月に開催の予定であり、締約国会議で正式に廃絶対象物質に決定すると、日本においては、化審法第一種特定化学物質に指定されることになります。
上記物質をご使用の会員におかれましては、早急に代替検討を始められますよう、お願い致します。
また、エッセンシャル・ユース等のお問い合わせにつきましては、直接経済産業省にお問い合わせ下さい(連絡先は、上記ニュースリリースのページに記載されております)。