化審法に基づく新規化学物質の製造・輸入に際しての注意点について


2024.04.10掲載

経産省、環境省、厚労省の3省の連名により、日化協を通じて、化審法に基づく新規化学物質の製造・輸入に際しての注意点について、会員企業への周知依頼がありました。

近年、化審法の正規の手続を経ていない違反事案が散見されております(添付資料参照)。違反事例が生じる主な要因として、

  1. 新規化学物質を製造・輸入する上での化審法の制度に対する理解が不足している
  2. 化審法を遵守するための組織的な管理体制が脆弱である
  3. 化審法に基づく届出状況等を一元的に管理するためのシステムデータベース等が整備されておらず、又は機能していない

などが挙げられ、これらが複合して違反が発生するケースがほとんどとなっているとのことです。

このような状況を踏まえ、化学物質の製造・輸入を行う事業者におかれましては、社内の化審法への理解度や法令遵守のための管理体制等について、今一度確認いただき、法令違反が生じることのないよう周知いただきたいとの内容です。

皆様におかれましては、内容をご確認のうえ、関係者に周知いただきますよう、お願いいたします。

link化審法に基づく新規化学物質の製造・輸入に際しての注意点について(お知らせ):経済産業省ホームページ

link化審法の制度・運用についての最新情報:経済産業省 化審法 ホームページ


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