「新たな化学物質規制を踏まえた自律的な化学物質管理促進セミナー」の動画配信について
2023.01.11掲載
厚生労働省によって昨年9月~10月に、委託事業(委託先:みずほリサーチ&テクノロジーズ)により実施された「新たな化学物質規制を踏まえた自律的な化学物質管理促進セミナー」(計3回)が、動画配信(無料:申し込み不要:視聴期限=令和5年2月末まで)されておりますので、ご案内致します。
セミナー動画(独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所のサイト)
- [セミナーの概要]
- 令和4年2月及び5月に労働安全衛生法の関係政省令が改正されたことにより、職場における化学物質管理は、以下のように変わることになります。
- ラベル・SDSの伝達や、リスクアセスメントの実施義務対象物質が大幅に増加
- 濃度基準値設定物質のばく露濃度を基準値以下とすることが義務付けられる
- 化学物質を製造・取り扱う労働者に、適切な保護具を使用させることが求められる
- 自律的な管理に向けた実施体制の確立が求められる
- このセミナーでは、以下の3つのプログラムを設け、新たな化学物質規制の概要、SDSの作成・確認、リスクアセスメントの方法、等について令和4年秋の動画の再配信にて解説されています。
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- 【第1回】リスクアセスメントを実施する事業者(初心者)向けプログラム
- ラベル・SDSの見方・活用方法、これから取り組む化学物質のリスクアセスメントなど
- 【第2回】ラベル・SDSを提供する事業者向けプログラム
- SDS制度及びGHS分類ガイダンスを活用したSDS・ラベル作成、GHS混合物分類判定システム(NITE-Gmiccs)の使用方法など
- 【第3回】リスクアセスメントを実施する事業者(一般)向けプログラム
- ラベル・SDSの効果的な活用方法、事例を踏まえた効率的・実効的なリスクアセスメントの方法など
- 【全回共通】新たな化学物質規制に関する説明(厚生労働省)
今回の安衛法関連の政省令改正は本年4月1日より施行されるものが多く、また、これまでの様に化学物質管理担当者だけが知っていればよいというものではなく、化学物質を取り扱う全ての労働者が知っておかなければならないものですので、各会員様において、出来るだけ多くの対象者が視聴されます様、お願い致します。