環境色彩コンペティション |
~第9回(2006年) 審査結果~ |
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総 評 今年は“衝撃的”といっても過言ではない二つの応募作品にめぐりあうことが出来ました。一つは最優秀賞に輝いた「AGCモノづくり研修センター」。スペクトラムをモチーフにしながら、色彩というものの意味の深さをこれほど鮮やかに表現してくれた例を私は寡聞にして知りません。もう一つは惜しくも入選は逃がしてしまいましたが、“魂の安息の場所”をコンセプトにする「成東の家」。このような作品はもう二度と登場することがないだろう、と思わせるほどのインバクトがありました。個人的には、建物や空間、あるいは塗料といったものをもういちど根底から考え直す契機ともなりうる作品だったのではないでしょうかと考えています。 現時点では“衝撃的”という言葉以上の批評ができないことに忸怩(じくじ)たる思いでいるのですが、表彰式までには何とかして素敵な言葉で皆さんに紹介できればと考えているところです。(泉 審査委員長) |
主催:グッド・ペインティング・カラー委員会
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