重防食塗料ガイドブック 第5版

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誤:③ 塩分の付着量が5mg/m2以上の時は水洗等により塩分が5mg/m2以下に・・・
正:③ 塩分の付着量が50mg/m2以上の時は水洗等により塩分が50mg/m2以下に・・・
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国内では、高度経済成長期から安定成長期(1954年12月から1991年2月まで)に建設された橋梁が、全橋の約40%を占めており、建設後50年以上経過した高齢橋が、2016年度には20%、2026年度には47%を占めると推計されており、今後、その数は急速に増えると予測されています。

現在のわが国の財政事情を考慮すると、これらの高齢化した橋梁は、適切な維持管理を施し、長期にわたり供用していくことが重要とされています。

そのため、重防食塗装においては、「ライフサイクルコスト(LCC)の低減」を目的として、高耐久仕様による塗替え周期の延長や塗装工程の短縮が進められています。また、「環境負荷軽減」の観点として、2018年に鋼構造物用塗料を規定するJIS K 5551、JIS K 5659において水性塗料を設定したJIS改正もなされ、防食分野においても水性塗料の塗装実績が増えてきています。

『重防食塗料ガイドブック』初版は1995年に発刊され、その後、環境問題の高まりや公共投資の抑制等社会情勢の変化を受けて、2001年、2007年および2013年に3度の改定が行われました。

本書では、今般の情勢および日本工業規格(JIS)等の塗料・塗装仕様に関係する規格・規準類の状況(新設、改定、廃止等)を鑑み、全章にわたり改定を行いました。

本書が、設計・維持・管理実務に携わる方々に役立つことを期待します。

(一社)日本塗料工業会/技術委員会/重防食塗料部会作成

A4版・241ページ
発行: 2020年3月
価格(税込み)
 会員:2,200円
 一般:3,300円

目次

重防食塗料ガイドブック第5版

第1章 塗料概論
第2章 塗料各論
第3章 塗装仕様
第4章 橋梁塗装のライフサイクルコスト
第5章 技術データ
第6章 塗料の問題点
第7章 塗料の安全・衛生

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