スプレー缶塗料(エアゾール製品)を廃棄する時の注意事項
スプレー缶は中身を使い切ってから捨てましょう!!
使用済みのスプレー缶塗料に噴射ガスや塗料が残留している場合には、ごみ処理時に破裂や火災などの原因となる恐れがあります。
スプレー缶塗料には、噴射ガスを出し切るための「ガス抜きキャップ」が装着されています。(但し、炭酸ガス、窒素ガス等の不燃性ガス使用商品には、ガス抜きキャップは装着されていません。)
当工業会の正会員の取り扱う家庭用スプレー缶塗料には、2018年5月時点で98.4%の製品にガス抜きキャップが装着されており、これからも安全にスプレー缶塗料を使用して頂くために、ガス抜きキャップの装着を推奨し、安全対策に取り組みます。
消費者の皆様がスプレー缶塗料を捨てる時には、缶に記載されている使用説明を良く読んで、下記の注意事項を守って捨てましょう。
<注意事項>
- スプレー缶塗料の中身(塗料)を最後まで使い切りましょう。
- 缶を振って音を確認し、ガスが残っていないか確認しましょう。
- ガス抜きキャップがある製品については、火気のない風通しの良い屋外でガス抜きキャップを使用して残ガスを出し切りましょう。ガス抜きキャップを使う時には、風下に向けて、人などにかからないように、新聞紙などに吹き付けるなどをして、周囲への飛散にご配慮ください。
- 上記を行った上で、地域のゴミ出しルールを守って出しましょう。
ガス抜きキャップを正しく使ったゴミの出し方、ガス抜きキャップの種類と使用方法については、下記の一般社団法人日本エアゾール協会のホームページをご参照ください。
- 一般社団法人日本エアゾール協会
- 正しい捨て方
- ガス抜きキャップの使い方
- 動画で安全な使い方を確認する
スプレー缶塗料が詰まって、中身(塗料等)が出ない等の場合は、製品に表示されているメーカーのお客様相談室などへご相談ください。
以上、安全にスプレー缶塗料を使用して頂くために、ご理解とご協力を頂きますようお願い致します。
<パンフレットのイメージ>
- パンフレットはPDFファイルでご用意しております。
- パソコンに保存してご利用下さい。
- spray-leaflet.pdf
- パンフレット作製:一般社団法人日本エアゾール協会
- エアゾール製品処理対策協議会・中央適正処理困難指定廃棄物対策協議会