抗菌・抗ウイルス塗料製品管理
抗菌・抗ウイルス塗料製品管理のためのガイドライン
- <ガイドライン制定の背景>
- (一社)日本塗料工業会(以下、日塗工)では、抗菌塗料の品質及び安全性に関する管理基準としての「抗菌塗料製品管理のためのガイドライン」(以下、旧ガイドライン)を2003年(平成15年)に作成し、会員企業が自主的に対応することを要望してきました。しかし、昨今の新しい技術に対応できなくなってきたことから、この度、旧ガイドラインを改定し、「抗菌・抗ウイルス塗料製品管理のためのガイドライン」(以下、新ガイドライン)として新たに制定しました。新ガイドラインは2023年4月1日から運用を開始します。
- 抗菌・抗ウイルス塗料製品管理のためのガイドライン
- <旧ガイドラインの問題点>
- 塗料技術の進歩により、旧ガイドラインでは以下のような問題点がありました。
- (1)対象が抗菌剤を用いた抗菌塗料のみで、光触媒を応用した抗菌塗料の記載がない。
- (2)抗ウイルス塗料に関する記載がない。
- <新ガイドラインの概要>
- 旧ガイドラインの問題点を解決するために、以下のようなコンセプトで新ガイドラインを策定しました。
- (1)名称を「抗菌・抗ウイルス塗料製品管理のためのガイドライン」とする。
- (2)従来の抗菌剤に加えて、光触媒を応用した抗菌塗料についても規定する。
- (3)抗ウイルス塗料についても抗菌塗料と同様に規定する。
- (4)従来通り、会員企業各社での自主管理のためのガイドラインとし、日塗工での登録制度は行わない。
以上