動作の反動、無理な動作
事故事例対策シート
不安全行動事例
1.石油缶の取扱い
- 石油缶の取扱い時に無理な持ち上げ方や運び方を行ったために、主に腰痛が生じた事例。
- 石油缶事例1
- 石油缶事例2
- 石油缶事例3
- 石油缶事例4
- 石油缶事例5
- 腰痛以外には背中の激痛事例が挙げられる。
- 石油缶事例6
2. ドラム缶の取扱い
- ドラム缶の手作業による移動や仕込み作業において、足やその他の部位へ受傷した事例
- 足への受傷の事例:
- ドラム事例1
- ドラム事例2
- ドラム事例3
- ドラム事例4
- その他の受傷事例:
- ドラム事例5
- ドラム事例6
- ドラム事例7
3.重量物(石油缶、ドラム缶以外)の取扱い
- 石油缶、ドラム缶以外の重量物を取扱った際に受傷した事例。受傷部位は腰が多いが、起因物は様々であるため、具体的な内容は下記リンクに参照をお願いします。
- 腰痛事例:
- 重量物事例1
- 重量物事例2
- 重量物事例3
- その他の受傷事例:
- 重量物事例4
- 重量物事例5
4.受傷者の単純動作
- 体勢を変化させた際などにおいて特定の部位に負担が掛かり受傷した事例であり、主に足への受傷事例が多い。
- 足への受傷の事例:
- 単純動作事例1
- 単純動作事例2
- 単純動作事例3
- 単純動作事例4
- その他の受傷事例:
- 単純動作事例5
5.その他
実際に発生した負傷例
1. 腰痛
2. 背筋痛など
3. 肉離れ
4. 関節痛など
5. 捻挫
6. アキレス腱断裂など
7. 骨折
8. 靭帯損傷など
安全対策事例: 事故防止基本対策 [詳しくはこちら ]
1.事例分析により効果が考えられる対策
事故事例を解析した結果、約4割は腰痛が生じている結果であった。腰痛が懸念される作業者は腰痛ベルトを着用することが、事故防止として効果があると推察される。
2.ドラム取扱対策
ドラムクリッパー、ドラムポーター、電動ハンドリフト、ドラム専用治具の使用
3.その他の対策
・階段への手すりの設置
・昇降台車の使用
・クローズドラム/電動撹拌機の作業から、オープンドラム/エアー撹拌機の作業へ変更
行動教育事例
1.作業標準の作成
・曖昧な基準やルールを明確にして従業員への教育を行う。
2.腰痛予防の作業姿勢の教育 [詳しくはこちら ]
・日塗工作業安全衛生ハンドブックを用いて、腰痛予防の作業姿勢を教育する。
使用上のチェックポイント [詳しくはこちら ]
1. 掲示物の確認
・必要に応じて職場への注意喚起の掲示を行い、日常的に確認を行う。
2. 作業標準書の確認
・作業の実施内容が不明確な際には作業標準を確認する。